会長挨拶
鹿児島大学教育学部 附属小学校
同窓会 会長 諏訪 秀治
鹿大附属小同窓会の皆様こんにちは。
ようこそ、このブログにおこしくださいました。心より歓迎申し上げます。
お楽しみいただければ幸いに存じます。
ところで、同窓会とは考えれば考える程、大きなヒューマンネットワークだと思います。
男師附属、女子附属が統合されたのは昭和二十四年九月。爾来五十有余年。卒業生も七千
数百人に及んでいます。
一方、本校は、明治十一年三月に「仮師範学校附属小学校」として、樋之口町松原小学校に
おいて誕生しています。それから百三十余年になります。
明治以来一万人以上に及ぶ卒業生は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア遠くは南米アフリカにまで活動の
場を広げておられると存じます。
又、鹿児島の地で鹿児島のために頑張っておられる方も多数居る訳で、ネットワークの大きさは、時
間、面積で計り知れないものがあります。
多くの卒業生の人生には喜びあり悲しみあり、その高さ深さも無限であります。
大きなネットワークを形づくっている一人として、生きている「私」を大事にしたいものです。
一緒に学び遊び、共に成長してきた仲間が、無上の友に思われます。
ご指導頂いた先生方、育ててくれた親兄弟姉妹に向かい感謝の念を禁じ得ません。
波乱万丈の人生の中で、暫し同窓会ネットに身を委ね、新しい元氣を取り戻す事を試みては如何でしょうか。
小学校に足を運び、三十年後の日本を負う子供達の目の輝きを楽しむのも同窓会ならではの利き
目でしょう。
この二年間は、創立百三十年周年記念事業に関わり、附属小学校、男子師範・女子師範附属
小学校同窓会と密接な連絡をとり活発な活動を行いました。特に記念事業実行委員会を設立、
1400万円余の浄財を集め、記念誌の発行、体育館緞帳の新調、玄関前ロータリーの整備、多
目的倉庫の建替え・ビオトープなど初期目的を達成することが出来ました。また、このために学年幹
事会を14回開催、関東同窓会懇親会も開催し親睦と団結を深めることが出来ました。
設立当初より、二年に一回は全体総会を開催致しております。今年は第七回目の総会懇親会が
開かれます。一人でも多くの皆様のご参加を頂き、人の絆の素晴らしさを実感し、更に輝かせて頂
きたいと存じます。
同窓生一人ひとりの人生が同窓会の存在そのものです。
皆様の益々のご健勝、ご活躍を心より祈念申し上げます。
平成二十年六月
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